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事業総括
平成18年度稲城市災害防止協会の事業につきましては、会員皆様方の格別なるご支援とご協力により、円滑に推進できましたことを厚くお礼申し上げます。
さて、昨年の災害を振り返って見ますと、7月の豪雨に伴う水害や土石流災害などの自然災害が多く発生しました。また、長崎県認知症高齢者グループホーム「やすらぎの里さくら館」の火災で7名の方が亡くなられたのをはじめ、住宅火災により多数の人命が失われています。
稲城市においては大きな自然災害はありませんでしたが、10月には工場6棟を焼く火災、11月には高層マンション火災など、かつて例のない火災が続きました。市民の生命財産を守るためには、消防・防災施設等の整備だけではなく、市民個人や地域コミュニティにおける防災意識向上のため、地道な取り組みが求められています。
このような背景を踏まえ、当協会では「災害に強く、安全で安心して暮らせるまちづくり」を目指して各種事業を展開し、稲城市地域防災訓練や消防出初式、秋・春の火災予防運動などの各種防災イベントでは、予防広報を通じて多くの市民に対し防火・防災の普及活動を実施しました。また「Iのまちいなぎ市民祭」では、各種防災物品の販売を通じ、防災意識と防災行動力の向上や住宅火災から生命を守るための住宅用火災警報器の設置促進に努めました。さらには山火事防止看板の設置や放火防止ポスター等の配布を行いました。
研修関係では第九方面危険物取扱者研修会をはじめ、各種研修会へ積極的に会員及び消防職員を派遣するとともに、六本木ヒルズへの災害対策視察研修会を実施しました。また、防火管理者・危険物取扱者実務研修会では第一部の消防職員による基調講演で、「防火管理の現状と課題」
「危険物施設の事故防止対策」 「火災予防条例の改正に伴う各種届出制度」を、第二部では社会福祉法人パサージュ稲城が防火管理部門、日本フイルコン株式会社が危険物管理部門の担当として事業所における安全対策を発表し、防火管理者及び危険物取扱者等151名の方が聴講し、災害予防の普及を図ることができました。
さらには地域防災力を高めるため、消防団や女性防火クラブ、少年消防クラブなどの関係団体への助成を実施しました。また、事業の円滑な推進のため会員の増強に努め、250会員を確保することができました。
以上のように、各種災害の動向にあわせた事業を推進することができ、市民防災意識の啓発に大きく貢献できたものと確信しております。
今後も地域住民とともに、防災意識の向上に努めてまいりますので、会員皆様の一層のご理解とご協力を賜わりますようお願い申し上げます。
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