稲城市では、近年の生活環境の変化に伴って、災害形態は複雑化、大規模化の傾向にあります。このような中で、消防署と共に地域に最も身近な防災機関である「消防団」の活動はますます重要になっています。消防団員は自分の仕事を持ちながら「稲城市を災害から守る」という使命感のもと、地域の防災 リーダーとして幅広い活動をしています。特に地域に密着した消防機関として地域住民の交流 を含めた地域防災力の強化は、災害に強いまちづくりの実現に欠かせないものです。
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入団資格
(１) 18歳以上であること。
(２) 心身ともに健康であること。
(３) 稲城市内に居住し、又は稲城市内の事業所に勤務していること。
稲城市学生消防団活動認証制度
消防団員として、真摯かつ継続的に消防団活動に取り組み、顕著な実績を収め、地域社会へ多大なる貢献をした大学生、大学院生又は専門学校生が行う就職活動を支援するため、市が学生団員の消防団活動における功績を認証することにより、学生団員の士気の高揚を図るとともに、大学生等の消防団への入団を促進し、もって地域の防災力の充実強化を図るものです。
入団後の待遇
１ 報酬などの支給 消防団員(支援団員を含む)に対して、年間一定金額が報酬として支給されるとともに、災害や訓練等に出場した場合に手当が支給されます。
２ 公務災害補償 消防団員が公務上の災害を受けた場合に、市が被災団員又はその遺族に対し、その災害によって生じた損害を補償し、併せて被災団員の社会復帰の促進、遺族の救護等を図るために必要な福祉事業制度。 ⑴ 損害補償の種類 ・療養補償 ・休業補償 ・傷病補償年金 ・障害補償 ・介護保障等 ⑵ 福祉事業
３ 被服の支給 消防活動に必要な被服が支給されます。
４ 表彰制度 職務にあたって功労、功績があった場合は表彰されます。
５ 資格支援 防災士、小型移動式クレーン、二級小型船舶、小型車両系建設機械運転、巻上機等の多くの資格取得も可能です。
消防団の活動
- ○ 平常時
- ・災害から住民を守るための火災予防や広報活動
- ・災害活動力を高めるための教育訓練
- ・地域の行事(祭り等)での警戒活動や防災指導
- ○ 災害時
- ・消防隊と連携した災害活動(火災、風水害、地震災害等)
- ・住民の救助、救護活動や避難誘導
- ・情報収集、現場での広報及び警戒活動
